老後までに2000万円貯められる?【アラサーの資産形成】
こんばんは。マコの夫です。
今週もお金について考えていこうと思います。💰
先週、金融庁が
「平均的な高齢夫婦の場合、老後資金が2000万円不足する可能性がある。若いうちからの資産運用が必要。」
との報告書を発表しました。
麻生財務大臣の
「100歳まで生きる前提で今のうちから考えておかないといかんのですよ。」
という発言にも注目が集まりました。
この報告書や発言に対してさまざまな批判が飛び交いました。
しかし、
政府が「これからは国が国民の老後の面倒を見きれなくなるから、自己責任で準備しておいてくださいね。」というメッセージを発信し始めたことは非常に注目すべきです。
不安に怯えているだけでは埒があきません。
私たちアラサー世代はまだまだ老後の資金形成に間に合います。
今日はアラサー資産形成について考えていきます。
そもそも1年間でいくら貯めれば良いのか
前回お金を3つに分ける方法を紹介しました。
①自由に使えるお金
②確保しておくお金
③増やすお金です。
詳しくは下の記事をご覧ください。
言うまでもなく、老後の資産形成で大切なのは③「増やすお金」です。
とりあえず資産形成の目標額を金融庁の報告書に基づいて、不足が見込まれる「夫婦で2000万円」としましょう。
今30歳で65歳まで働くとすると、一年当たりの目標額は、
2000万円 / 35年(働く期間) = 57.14・・・ ≒ 60万円
となります。
一年間で夫婦二人で60万円の貯蓄
つまり一人あたり30万円を貯めるということです。
結構な金額になりましたね。
しかし、あくまでリタイア時(今回は65歳)に必要とされる金額です。
私は毎年きっちり60万円ずつ貯金する必要はないと考えています。
我が家の資産形成例
iDeCo 1万円/月×2人
→ 年間24万円
積立NISA 1万円/月×2人
→ 年間24万円
上のように年間48万円を積み立てており、上記の目標額と比較すると12万円少ないです。
しかしながら、iDeCoも積立NISAも※長期分散型の投資です。
※長い期間に色々な投資先に投資すること
2~3割のリターンを狙うことは十分可能であると考えています。
また、仮に損失を出したとしても、この2種類の投資については税制面で大変優遇されています。
特にiDeCoについては積み立てた金額全額を自分の所得から控除することができます。
一番よくないのは銀行口座に貯金することです。
利息がほとんどつかない上、いつでも自由に引き出せてしまうので老後資産形成には向いていません。
iDeCo、積立NISAの制度や商品の選び方については次回また詳しく書きます。
「長期間」「分散」を意識して投資先を選択することが大変重要です。
まずは自分の収支を確認しましょう
以上の通り我が家は月々4万円を積み立てていますがこの金額についてはこだわる必要はないと思います。
老後のことを気にしすぎて今の生活がカツカツになってしまっては本末転倒です。
まずは1ヶ月にいくら収入があって、いくら使っているかを確認することがお金を増やす第一歩だと考えています。
毎月の収支を確認したうえで投資に回す金額を判断していきましょう。
家計の現状分析にはZaimやMoneytreeなどの家計簿アプリが便利です。
Moneytreeは銀行やクレジットカードなどと紐づけられるので、正確な収支が確認できます。
ちなみにどちらも無料です。
我が家は夫婦でどちらも使っています。
使い分けは、以下の通りです。
Zaim・・・生活費の把握
Moneytree・・・夫婦それぞれの個人の資産の把握
私個人的には、Moneytreeがオススメです。
Moneytreeだけで1本記事が書けそうなくらいです笑
また機会があれば掘り下げますね( ◠‿◠ )
まとめ
話は冒頭に戻りますが、個人的には麻生財務大臣はなかなかいいことを言ったのではと思います。
言い方はともかくとして、聞こえの良いことだけをいうのではなく、現役世代へこれからの現実を語った点については評価されるべきだと思います。
国は無責任だ!と文句を言ったところで自分の生活は良くなりません。
逆に私たちアラサー世代には30年くらい時間の猶予が残っているからラッキーと考えるべきではないでしょうか。
今からコツコツ準備していきましょう。
次回は老後の資産形成に一番おすすめの方法であるiDeCoについてお話していきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。