お金について改めて考えてみた【3種類のお金】
こんにちは。
今日はマコ夫が記事を担当します。
私は金融業界で働いていて、お金やライフプランについて考えることが多いです。
妻のブログに便乗し、不定期で記事をアップします。このブログを通じて
「不安定な世の中でいかに安定して(≒「楽に」)生きていくか」
ということについて考えていこうと思います。
私たちアラサー世代は物心ついたときから、
「バブル崩壊」「デフレ」「就職難」「高齢社会による年金問題」などなど不安なワードのオンパレードで、景気がいいと実感したことある人はごくわずかなのではないでしょうか。
私自身も就職活動のタイミングとリーマンショックによる世界同時不況が重なり、
多くの学生が、内定どころか企業説明会を予約するのにも苦労する姿を目の当たりにし、
世の中にすごく不安を覚えたことを記憶しています。
(近年の新卒就職内定率に関してはニュース等で報じられている通りかなり改善されています。)
冒頭から暗い話になってしましましたが、漠然と不安を感じているだけでは人生楽しくありません。
「一体自分は何が不安なのだろう?」と考えたときに、
多くの人があげるのは「将来の生活(≒お金)」ではないでしょうか。
将来の生活(お金)についてざっくりと見通しを立てておくことが不安解消の第一歩になります。
「見通しを立てる=将来に備えて貯金する」ということになりますが、
ただやみくもに節約して貯金する方法は精神的苦痛を伴うのであまりおすすめできません。
そこで今回は、私が実践しているお金を3種類に分けて考え、将来の見通しを立てていく方法をご紹介します。
お金の種類①「自由に使えるお金」
説明不要かと思いますが、お小遣いです。
あえて一番はじめに書きました。
私は人生を楽しくするためには、
「自由に使えるお金」が最も大事なお金だと思っています。
趣味や飲み会にお金を使うことは働く活力になるので、将来の自分にとっても有益です。
このお金はあまりケチるべきではありません。
私たち夫婦は給料から生活費や決まった貯蓄額を確保した後はあまり細かく考えずに使っています。
お金の種類②「確保しておくお金」
人生いつ急な出費が必要になるかわかりません。
結婚式のご祝儀、医療費などはタイミングが重なると結構な額になってしまうことも。
手元にはすぐに引き出せるまとまったお金を置いておくのが無難です。
銀行口座にはある程度まとまった金額を預金しておきましょう。
銀行口座に入れておく金額の目安
一般的には1年分の生活費(月の生活費✖️12)と言われています。
私自身は成人1人当たり100万円を確保しておけば十分と考えています。
「そんな適当でいいの!?」と思われるかもしれませんが、「銀行口座に100万円貯めることが将来の備えの第一歩」と言っても過言ではないくらい重要な目安だと思っています。
理由は3つあります。
1. 数字のキリが良いこと
100万円貯まったらなんとなく達成感がありませんか?「貯め癖」をつけられたか判断するバロメーターになります。
2. 100万円以上かかる急な出費は考えにくい
医療費は月10万円以上の自己負担は原則ありません。
100万円あればご祝儀も生活費もある程度まかなえますよね。
3. 口座に100万円貯められないのに他の投資に手を出すのは危険
元手がなければ投資はできません。
あれもこれもと考えると難しくなってしまうので、「まずは手元に100万円」と考えてみるのはいかがでしょうか。
お金の種類③「増やすお金」
リスクをとって増やすことを目指すお金です。
方法としては投資信託やFX、貯蓄型保険などがあります。
「投資」と聞くと「大損するのではないか・・・」とリスクを感じる方も多いと思いますが、今の時代、銀行にお金を預けていても金利はほとんどつきません。
つまり投資をしないことの方が損をしてしまうリスクが高いのです。
私は将来必要になるお金、具体的には「住宅取得費」「子供の教育費」「老後資金」こそ、若いうちからコツコツ投資して増やしていくべきだと考えています。
このお金について我が家はかなり重視しており、手元においておく必要のないお金は貯蓄型保険、外貨、確定拠出年金などにバランスよく投資することを心がけています。
「増やすお金」は将来の生活にとって最も重要なお金です。
増やす具体的な方法については今後掘り下げてご紹介していきますが、下記2点だけは投資の大原則としておさえておいたほうがいいと思います。
投資は
コツコツ
→一定額を長期的に積み立てることで、無理なく貯めることができます。
バランスよく
→一種類に投資すると失敗したときに損失が大きくなります。なるべく投資先を分散しておくと損失のリスクを下げることができます。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回はお金のことについてお話ししました。
- 将来の生活(≒お金)の不安は見通しを立てることで緩和できる。
- 自分のお金を3種類に分けて考えることで見通しを立てやすくすることができる。
- 「自由に使えるお金」は今の自分にとっても、将来の自分にとっても大事。ケチりすぎない。
- まず手元に「確保しておくお金」は100万円。増やすのはそれから。
- 余ったお金は「増やすお金」に回してコツコツ、バランスよく将来に備える。
安定が安心に繋がり、
余裕のある生活が送れると思います( ◠‿◠ )
少しでも参考になれば幸いです。
マコ夫🌻